2019/11/7

ひこばえ人生  短歌

恥ずかしながら、「ひこばえ」(蘖)ということばを知ったのは最近のことである。本来は樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のことらしいが、私が知ったのは稲を刈り取ったあとに稲の株から生える芽のことである。こちらのほうは、穭(ひつじ)または稲孫、二番穂とも呼ばれるらしい。

これを人に当てはめた場合、サラリーマンという第1のビジネス人生を終えて、その経験やキャリアや人脈を生かして第2のビジネス人生を送っている先輩社長や私の人生は「ひこばえ人生」と呼べるのではないだろうか。第1の人生の経験はノウハウは生かすが、決して第1の人生の延長線上ではないところが「ひこばえ」のひこばえたる所以である。

私の場合、独立起業してよかったこと、サラリーマン時代と大きく変わった点は次の3点である。@時間が自由になったこと(時間を柔軟に使える)、Aテーマを選べること(いやな仕事はやらなくてもよくなったこと)、B後輩たちの仕事を奪うのではなくむしろ彼らに活躍の場を提供できるようになったこと、である。

「人生100年時代」ということばが一般紙やテレビでも度々登場するようになった今、50代または60歳前後で定年などにより退職した人が、新たに独立起業する人が増えているという記事も目にしたことがある。近年の新規起業者の内で60歳以上の占める割合は意外に多いそうである。

だとすれば、今後はそうした人がますます増えるに違いない。比較的早い時期に「ひこばえ人生」を始めた我々がこれからそういうことを考える人たちのお手本にならねばならない。いやむしろ、そういう人生を送ろうという決断の背中を押してあげることや、そういう人生もあるのだよということを知らせてあげることも我々の役割なのかもしれない。

 我が家の近くの「ひこばえ」
クリックすると元のサイズで表示します
2



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ