「3.11」にすべてが象徴された2011年もあと残り8日を残すのみとなった。北朝鮮の金正日総書記死去の報道も世界に衝撃を与えた。今思えば、2011年は激動の年だったと歴史に記録されるのだろうか?目を日本に向けると、民主党政権のマニフェストはことごとく撤回か無視され、民主党政権らしさはほとんどなくなり、自民党政権と区別できないまでに落ちぶれている。もしかしたらもっとひどいかもしれない。菅政権で日本は壊れると本気で思ったが、野田政権には、ほとんどの日本人が絶望しているように感じる。平原綾香が歌う「あなたは私の奇跡〜、あなたは私の希望〜」と言えるように、2012年に明るい展望が見いだされないまま新年を迎えるわけであるが、こんな気持ちで年賀状を書く気にもなれず、買い置きしてある年賀状の葉書をじっと見つめる毎日である。

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