昨日は、お茶の水女子大学附属高校であった研究会に参加してきた。大変魅力的なテーマで、新学習指導要領の趣旨を先行する形で活用型学習の実践をもう4年ほど取り組まれているという。女子生徒のみ1学年3クラス規模の学校であるが、いろいろな教科の先生を巻き込んでの各先生方の熱意ある指導にもまして生徒たちの真摯な取組に感動した。全員必修の形でやっているということを伺って、昨今叫ばれている「数学ばなれ」はこの学校には存在しないと思ったが、やはり学力差が激しく、苦労することが多いという。それでもここ何年かの取組が生徒達に浸透して充実度は上昇しているとのことである。虹の数学を学んで、大学で花を開かせてくれる生徒が一人でもいれば、この取組は成功と言えるのではないだろうか。

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