航空自衛隊のイラクでの活動の一部が憲法9条に違反するという判断が最近名古屋高裁であったが、その判決を受けて、現地の隊員の心情を代弁するという訳の分からない論理で、空幕長が「そんなの関係ねえ」と発言したことは驚きだ!国会の議論で、憲法9条をなんとか拡大解釈してイラクに派遣されているはずで、当然憲法の枠内で活動を義務づけられた自衛隊なのに、率先して「憲法違反?知るか〜」という認識を空幕長が公の席で吐露したことは国民にとって看過できない発言だ。これでは感情論に流され、60年前の時代に逆戻りし、自衛隊のやることに国民は黙っていろという怖ろしい社会になりそうな雰囲気。この空幕長の処遇を福田首相はどうするのだろう?ただ、黙って評論家風に聞き流すだけなのだろうか?

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