先日の大掃除でパソコン1台を解体したら、それが病みつきになってしまった。今までほとんどパソコンの内部に触れることはなかった。せいぜいRAMの増設のみ。何か私が触るとパソコン内部の信頼性が落ちるような気がしたからだ。パソコンを解体してみて、それが全くの杞憂であることが分かった。パソコンの内部は意外に単純だった。いろいろなパーツの固まりが各所に配置され、それが何本かの線で結ばれている。表向きは綺麗に着飾っているが、中身はとても人間的だ。作り手の息吹が感じられそう...。昨日、今日とさらにパソコンを3台ほど解体した。金属もの、プラスチックもの、ボードものなどに分類。結構な量になった。なかでもハードディスクの解体は大変だった。ビックリするぐらい頑丈にできている。しかもプラスやマイナスなどの普通のドライバーではねじを回すことが出来ず、特別なねじ回しを要した。生まれて初めてハードディスクそのものを見た。鏡のように美しい円板が何枚かそこにあった。この円板は記念に取っておくことにしよう。この調子だと、逆にパソコンを自前で作ってしまおうとならないか心配である。現在稼働しているパソコンが4台。これ以上増やしたくないということもあるので。

0