今日は出張で久しぶりに電車を利用した。ホームにエレベーターがあって最後に駆け込んだところ無情にもブザーの音。みんなの目が私に集まったので、恥ずかしそうに降りることに。でも、悪いことは続かなかった。切符を購入したら、釣り銭が100円多かった。近くにいた保安の人に「どうします?」って聞いたら、「持っていって!」という素振りを見せてくれたので、「ラッキー!」とは思ったものの、善良な市民である私は、そんなことは到底できず、正規の手続きを踏んで駅員さんにお渡ししておきました!
出張先では、南極越冬隊に参加された方からお話を伺う機会があった。人数が少ないので、専門の医療以外にコックやいろいろな機械を操作したりと大変な苦労があった反面、いろいろな人との出会い、自然とのふれあい、自然の素晴らしさ、人間の素晴らしさが実感できて、大変よかったと振り返られていた。春には自作の桜を作って花見をやったり、餅つき大会とか、流しそうめんとかをやって、単調になりがちな南極での生活に対して、隊員の人が楽しめることをやる、それが自分の喜びでもあるとも語ってくれた。ただ得たことが多い反面、医者としての技術や勘など失ったものもあるという話には驚いた。南極から帰られて、都会の生活に馴染むまで半年ほど時間がかかったという。オゾンホールができていて、地球温暖化が進んでいるということが南極では肌で感じられるという。昭和基地はオーロラが美しくみられるところとして有名であるが、我々の知らないところで着実に地球がむしばまれているというお話を聞いて、非常に考えさせられた。
自宅に帰ると北大の中村先生から葉書が届いていた。よく見ると、お年玉年賀の当たり番号であった。中村先生からのお年玉ということで、有り難く頂戴いたします。ありがとうございました。

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