1月20日に雪が舞ってから間を置かず、また再び寒波がやってきました。この地方も真夜中から薄らと雪が積り、寒さは今後も続くようです。
今年からスタートした「マイナンバー制度」では、12ケタの個人番号の他に、氏名、生年月日、住所、発行年月日が示されます。
日本では出生届の段階で生年月日を記録する制度が完備されていますが、誕生日や年齢の認識をあまり重要視していない国や文化圏もあるそうです。
サウジアラビアなど、パスポートに生年月日の記入は「任意」とされていて、記載されていない人が大半のようです。したがって、自分の年齢を正確に把握できないまま成長する人が多いとのことです。
日本の場合は誕生日が登録されていて、満100歳ともなれば地方公共団体から祝い品が届く場合があります。
ところが、戦前までの日本は年齢が1歳増えるのは誕生日ではなく、正月を迎えると1歳増える、いわゆる「数えでいくつ」と、『数え年』で年齢を計算していた時期があり、今でもそのように数える高齢者がいます。
現在では、誕生日が本人にとって年齢を数える重要な日でもあるのですが、実はその人の両親にとっても記念すべき大切な日でもあるのです。
幼い時は、すこやかに育ってほしいと願う日であり、成長すれば暮らし向きを心配する日でもあり、まして離れて暮らす親にとって、子を思う気持ちは誰しも変わりません。
きょう1月25日、誕生日を迎える人の幸せを祈ります。

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