食べ物や日用品の価格高騰で、ただでさえ厳しいのが昨今の台所事情で、なかでもガソリンの値上げは激しく、昨年の今頃は1リットル当り140円で、1昨年では120円でした。政府の価格調整で今は155円ですが、今年の3月には最高値163円でした。
ガソリンの値上りが続く一方で、タイヤも値上げが続き、保険料、高速使用料金、修繕費、観覧料金など、自家用車を維持するには遠出を控えることです。
また、地球環境への負荷が大きい自動車の税率を高くする「グリーン 化税制」が実施されて、新車登録から13年が過ぎると税額が上がり、ハイブリッド車などにはなく、「旧車増税」とも呼ばれています。車検を受ける際の自動車重量税は、18年が経過すると、さらに税額が上がります。
環境保護を考えると納得できますが、長い間 乗り慣れてきた愛車、修理を重ねて乗れるうちは家族との思い出もあり手放せなく、旧車増税もやむを得ないと思っています。
日本経済の低迷は物価上昇の鈍さが問題視されてきましたが、食品を中心とした生活に身近な品目では長期的な物価上昇が続いています。10年前と比較すると、サンマやイカは2倍に値上がりし、牛肉、豚肉なども年率2%を上回るペースで値上げが行われてきました。直近の動きをみても食品価格は値上がり傾向で、家計を圧迫しています。
収入が追いつかずに、消費の冷え込みが不安視される昨今です。

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