気温が高くなり、草木が成長して木々の緑も濃くなり始め、二十四節気の一つ「小満」です。「万物の成長する気が徐々に強くなり、天地に満ち始める」と言われる時季となりました。きょうは「小満」ですが 少々「不満」です。
コシヒカリなど稻作農家にとっては、田植えを始める頃ですが、豊田市の矢作川から明治用水を取り込む頭首工の上流側で穴があいて大規模な水漏れが起き、農業用水が止まってしまいました。
東海農政局の担当者は、漏水の原因として設備の老朽化の可能性をあげたといい、まるで他人の事のような説明に聞え、同局は応急措置として仮設ポンプを設置し、用水の確保を進めているといいますが当然のことです。
どの様な設備でも、古くなれば当然事故につながることは明白です。漏水は管理の不十分が原因です。「川底の土中にあるので、異常の点検や確認、発見は技術的に難しい」と言う前に、老朽設備なら根本的な改良工事をすべきでした。
気になったのは、東海農政局の管轄であれば、最優先に農業用水の対応をすべきなのに、なぜ工業用水を優先してポンプで水をくみ上げたのか理由を説明すべきです。
たしかに日本は工業国で、自動車産業に押されて農業は衰退し続けていていますが、頭首工の管理は東海農政局の担当です。何か・変だと思うのですが・・・・。
山口・阿武町の役所が、給付金を誤って振り込んだおよそ4,600万円、望んでもいないカネを振り込まれた男が逮捕されて、振り込んだ方は いったい どうなのでしょうか。何か・変だと思うのですが・・・・。
暖かくなり入梅も近づいていて、人々の頭の中も熱で「何か・変」なのでしょうか。

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