NHK・朝ドラ『ちむどんどん』8話では、昭和39年、東京オリンピックの近い時期だったのでしょう、小中学校の運動会で、徒競走のとき「ズック」を脱ぎ捨てて、裸足で走るシーンがあり、私も小学校時代は裸足で走った懐かしい思い出がよみがえりました。
運動場は戦争中に芋畑だったことから、運動会の前には必ず「石 拾い」の時間が設けられ、徒競走の他にクラス別や通学団別のリレーが組まれ、代表選手に選ばれたものでした。
中学校では“ズック”を履くようになりましたが、小学校の体育の時間は裸足で、通学はアサブラ草履でした。「アサブラ」はゴム草履で、草履全部が一体のゴムで出来ていました。色は単色で、現在のビーチサンダルのようなもので、庭履きや田んぼへ行くときに履いたものです。
仕事をするようになって、長年革靴に足を包まれて生活してきました。しかし足や心身全体に負担がかかって、足の親指が“外反母趾”と言われ、再び昔のように普段の生活を草履に変えました。
裸足になることで、足裏のツボや副交感神経が刺激され、リラックス効果が得られるといいます。靴などに合わせて無理な姿勢になっている腰や背中は、裸足になることで正しい姿勢にリセットできるといいます。
裸足で大地を踏んで歩けば、電化製品のアースのように、体に蓄積した余分な電磁波や静電気を地中に放電することができ、同時に大地から電子を取り込むことができ(アージング)、体の機能が活発になり、体調を整えることが期待できるといいます。ぜひ心がけてみては・・・・・。

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