好天が続き、相変わらず田のアゼ草刈りの毎日が続いています。3連休に挟まれた中日で、ラジオを聴いていると新東名や新名神の高速道路で事故による渋滞のニュースが頻繁にあることから、連休をチャンスに旅行する人が多いことでしょう。
黄金週間ですから、仕事と行楽のめりはりが利き、これはこれで景気が上向くので悪くはないでしょう。そうは言っても、日本が3連休の間に、急激な物価高にあえぐアメリカは大胆な利上げを決めるかもしれないので、為替ディーラーの人は引き続き気が休まらないのでは・・・・。
日本の通貨は1947年から1973年4月まで、1ドル360円の固定相場でした。その後変動相場制に移行して、導入直後に1ドル=260円台まで円高が進み、1980年5月にアメリカへ研修に行った頃は、1ドル250円でした。
日本の「円」が誕生して5月10日で151年になるそうですが、きょうの為替相場は1ドル130円と、1ドルが360円だった時代を思えば、信じられぬほど円高は進みました。
しかし、多くの製造業が生産拠点を海外へ移すなどした今、為替の変動が輸出産業にもたらすのは、プラス面ばかりではなくなりました。
いま、ガソリンなどの値上げが家計を直撃し、海外旅行も手放しでは楽しめません。このまま円も日本経済も弱くなっていくのか心配です。

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