10連休の人もいるゴールデン・ウイークですが、毎日 田のアゼ草刈りに追われる毎日で、ふとカレンダーを見ると、きょうは「憲法記念日」でした。連休に埋もれてしまい、気付かずに過ごす人もいるかもしれません。
政府が緊急事態宣言や、まん延防止等 重点措置を発令しないのは3年ぶりのことで、大手の旅行会社は、連休中の国内の旅行者数が1600万人になると予想しているようです。
日本の憲法は1946年(昭和21年)11月3日に公布され、5月3日に施行されました。第二次世界大戦後、GHQ(連合国軍総司令部)の指導のもとに作られ、「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の三原則が特徴です。
中でも、平和主義のうち、第9条は「平和主義」を規定したもので、第二次世界大戦の反省から、二度とこのような惨事を繰り返さないために作られています。
「戦争の放棄」と「戦力の不保持」、「交戦権の否認」を定めていて、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際 平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とあります。
武力による侵略を受けた場合、自衛の手段で武力を行使できないのでは、平和を保つことができません。自衛隊は多くの人が認めるところですが、実際に侵略を受けた場合、議論をよぶところです。
憲法記念日に当たり、日々、世界中で起きているリスク(紛争、戦争)などから、日本の憲法や法律はそのままで良いのかどうか、学び直す機会にしたいものです。

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