きょうから5月、8日は町内の“井せぎ”から水田へ水を引くための、農家が総出で作業を行う日で、昨日は小雨の降る中を水路掃除の作業がし易くするために、自分の田のアゼ草を刈ってきました。
アゼ草の9割ほど刈り終えたところへ、マムシのお出迎えとなりました。松の木の枝かと思って近くへ寄ると急に動き出したのです。今年はこれで3匹目でした。
ニホンマムシはクサリヘビ科の毒ヘビで、5月ごろから水田脇などでとぐろを巻いてじっとしていることが多いので、気づかずに踏むと襲って来ます。
草むら、土手、山地、森林などあらゆる場所に生息し、マムシがいそうな場所で草刈りなどは長靴を履くのが基本で、人にケガを及ぼす場合があり、見つければ草刈り機で処分することにします。
マムシは主にカエル、野ねずみ、トカゲなどを捕食していて、夏から10月ごろまで活動していて、毒蛇として知られていますが、比較的おとなしいヘビです。
他のヘビと比較し動きが遅く、草と一緒に刈った後でマムシに気が付く場合もあります。全長に対して胴が太くて短く、三角形の頭が特徴で、熱感知器官を持っていて、暗がりでもエサになる動物の体温を感じ、正確に位置を把握し捕食しているようです。
狙った獲物は確実に捕らえて食おうとするなど、戦争している“かの国”の大統領と重ね合わせて感じます。

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