子どもは成人して、何十年も前にサンタクロースの役目は終わり、だんだんと世間の動きから離れてしまうと、おもちゃも時代に応じて変化していて、おもちゃ売り場は知らない物ばかりが並び、新型コロナの影響なのか、巣ごもり需要を掘り起こそうと、社会を映した内容が多く、雰囲気だけを味わって通り過ぎました。
おもちゃ売り場の隣で「年末 ジャンボ宝くじ」を売っていて、1等・前後賞合わせて10億円です。買わなければ絶対に当たらないと思い、「自分へのクリスマス・プレゼントだ!」と、清水の舞台から飛び降りた気持ちで、財布の中の数少ない千円札をはたいて、1組買いました。
10億円も当たったら、どうしようか・・・新型コロナウイルスが終息したとは言い切れず、飲食、旅行は控えめの昨今、当たったら何に使うのかと今から心配です。
新たな仕事を始める資金にと言っても、この年齢では犬やネコを飼い始めるのと同様、だれが面倒を見るのかといった、面倒くさいことばかりが頭を過ぎります。いっそクリスマス・プレゼントで福祉施設へ寄付でもしようと・・・・。
衆院選で当選した新人議員に、問題となっていた文書通信交通滞在費(文通費)10月分100万円が満額支給され、与野党の意見が折り合わずに臨時国会は閉会し、法改正が見送られました。
一般社会では使ったカネは領収書を添え明らかにするのが当たり前ですが、ネット社会となった今、文通費という名称が適切でなく、必要な経費であれば領収書を添付し、金額も100万円に限らず、増やしても良いのではないかと思うのです。
したがって日割りにする必要もないわけで、もし日割りにするなら名称を国会議員の「第二給与」とでもしては・・・・。
衆院選で当選後、わずか4時間で新人議員97人へ100万円が振り込まれたと聞けば、リスマス・プレゼント(宝くじ)の出費で描く一般庶民の夢を、国会議員は理解してもらえるのでしょうか。

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