12月4日、小牧勤労センターで開催する2回目の、愛知県・就労促進課主催の「中高年者再就職支援セミナー」で講師を務めて来ました。
受講者は予定より大幅に少なかったのですが、出席者は真剣に私の話に耳を傾けてくれ、やりがいを感じて帰路に着きました。帰りの車の中で、やまて企業組合の支店責任者に感想を求めると「経験者だから話せる内容が多く、受講者は納得して聞いていたように思います」とのこと。
毎年のように見積書を出し続けて、やっとの思いで受託できた仕事だけに、強く責任を感じているのですが、発注者の意図に達しているかどうか、仕様書の基準に答えているかどうか、毎回のごとく不安は尽きませんでした。
建設会社を退社して以来、一貫して行ってきたのが「就職支援」で、当時、ホワイトカラーと言われた事務職、技術職の人から、職人と呼ばれた技能職、新卒予定の学生、そして、究極の就職支援では、ホームレスとなった人の再就職支援でした。
経済が好調な時は不必要ではないかと思うほど仕事がなく、今回のようにパンデミックな状況が発生し、生活が一変しそうな状態になると求められる仕事だと痛感しています。
定年が延長され、定年前に退職し、職業人生をやり直したいと思う人が増えました。確かに、人の一生は長いようで短いものです。今のうちに変化して、満足感や充実感を持って一生を終えたい気持ちも理解できます。
そんな人のお役に立てればと思って一年間の講師を続け、終えようとしています。

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