NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」では、主人公・モネが東京から故郷宮城県の登米(とめ)へ帰り、天気予報にまつわる経験をもとに活躍が始まりそうです。
最近、コロナの感染拡大の影響からか、特に飲食関係の業績の低迷で、新卒の採用内定取り消しがあったとニュースで流れました。採用の可否に関しては、時として人の生き方を大きく変えます。
雇用者側が採用の意思を応募者に伝えた場合、労働契約の成立であって、客観的かつ合理的と認められる正当な事由のない限り内定取り消しは ムリだと思います。雇用者側の都合で採用内定を取り消すというのは、訴訟問題にもつながる可能性があります。
さて、大相撲もケガで大関から陥落し、序二段まで番付を下げた「新横綱・照ノ富士」の姿に感激して見入っています。昨日で2敗をしては優勝がムリかもしれません。スポーツの世界での勝敗は直接番付やランクに影響しますが、人の生き方は「やり直し」ができるものの、厳しい意識改革が求められます。
「再出発」の人生も多岐にわたり、他の人が見る「やり直し」と、本人が感じている「やり直し」とは、必ずしも同じではありません。マスコミは誇張し、万人向けの「受けねらい」で伝わりますから、差し引いて見る必要があります。
今年度に入り、愛知県からの委託で「中高年者再就職支援セミナー」の講師を豊田・豊橋・名古屋と3カ所で行いました。緊急事態宣言が消えれば、小牧を含め10月から再開します。「再出発」を目指す人を目の前において、あらためて気を引き締めているところです。

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