今朝は雨音で目が覚め、曇天が続き10日ぶりに本格的な降りとなり、畑に植えたピーマン、キュウリ、ゴーヤなど、夏野菜の苗に“水やり”の作業が省けます。
昨日は、岡崎警察署で運転免許の更新を行って来ました。成人の多くが所有している免許証の書き換えは、誕生日前後の2カ月間に行われるのですが、受付開始12時前から驚くほどの人数が集まり、行列が出来ていました。
作業は実に手際よく、申請から免許証の発行まで待ち時間を含めても約30分でした。弁当を持って更新に出かけるほどのことではありませんでした。
弁当といえば、中学生の頃、弁当のおかずに「小魚のつくだ煮」が多かったことを思い出します。つくだ煮は、江戸時代から安くておいしい食べ物として、庶民の親しい味として広がったと言われ、特に夏のおかずで多かった様に思います。
終戦後、豊橋で焼け出されて間もない頃、農業を始めた両親は、朝早くから夜遅くまで田畑で働き、「つくだ煮」を作る暇などありません。近くの八百屋兼乾物屋で買ってきた物でした。
現在のように、冷凍や冷蔵の食品が出回らない頃でしたから、小魚や貝類を醤油(しょうゆ)と砂糖で甘辛く煮詰めて作った保存食のつくだ煮は、弁当のおかずには便利で手ごろの値段だったと思います。
小魚の他にも貝類、昆布、牛肉などがあり、現在でも山 あいの “道の駅”などではイナゴやフキ、ヘボ、蜂の子、ウナギの肝などの販売をしています。
6月29日のきょう、つくだ煮の発祥の地、東京・佃島へ正保3年(1648年)に住吉神社が創建され、2004年全国調理食品工業協同組合が、「つくだ煮の日」と定めたとか・・・・。

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