早いもので1月も半ばとなり、きょうは正月に飾った正月 飾りや門松を取り外す日で小正月の前日に当り、1月 最初の満月で、昔は男子の元服(成人の儀式)の日で、成人式は小正月に由来して、以前は1月15日に行われていました。
昔は大正月を迎えるに当たり、忙しく働いてきた女性が実家に帰省しユックリ過ごす、ねぎらいの日だったようです。今は新型コロナウイルスのため「緊急事態宣言」が出されて、帰省すら不可能な状況で、小正月どころではありません。
年明け以降は大阪や愛知など首都圏以外でも感染者が急増して、国内の感染者が累計で30万人をこえ、昨年の暮れから3週間あまりで10万人も増加しており、流行「第3波」の勢いに歯止めがかからないと報道されています。
毎日の報道から、感染して死亡する人数も着実に増えつつあり、恐ろしいことだと思いますが、一方で、重症者の大半は治癒し退院しているとか、中程度の後期高齢者が多く亡くなっているとも言うのです。
感染者が増えて人工呼吸器を使えないで死亡するケースが増えているといった報道に疑問を呈した辛坊氏は『重症じゃなくても死ぬ』は、「こんなこともメディアはちゃんと伝えなくては・・・・」と語っているようです。
確かに、人工呼吸器を使えば体への負担が大きいこと、後期高齢者が使わないのは、一度人工呼吸器を使い始めると医者は家族の希望でも外せなく、殺人罪に問われることになるから、「人工呼吸器を使えない」ではなく「使わない」と、その背景を解説していました。
確かにウイルスの感染は恐ろしいことに変りはありませんが、報道は事実や本音を伝え「過大に恐怖をあおる内容」は控えてほしいものです。

4