元旦に息子夫婦が新年のあいさつに来て、気配りなのでしょう玄関で済ますと早々に立ち去りました。医療関係に従事する息子とは、なかなか会う機会が少なく、それでも元気な姿を見てひと安心でした。
正月という節目は、ともすれば何となく過ぎてしまいそうな日々ですが、せめて年に1回は大きな節を作って、身も心も整理して、この1年に耐えうる力を養いたいものです。
さて、昨日から今日にかけて 「第97回東京箱根間往復大学駅伝競走」が行われ、毎年のことですが正月2日、3日の午前中はテレビにくぎ付けです。
「何で駅伝?」と思われるでしょうが、選手は中学や高校から「箱根で走る!」という、長い間の夢を持ち続けて練習してきた結果を見せる華の舞台だからです。
年に1回、箱根駅伝の競走ですが、出場するには前年の実績が10位以内か、関東学連の予選会で出場権の獲得など、段階を追って勝ち進まなければ大学自体が出場できません。出場するには幾多の難関を突破しなければならないのは、他のスポーツでも同じです。
正月は、夢の実現に向けて思いを巡らす節目の時だと思うのです。スポーツに限らず、あらゆる生活の節目の時で、物事の区切りや転機の時です。
新型コロナウイルス感染の影響をどの様に織り込んで暮らしていくか、新たな試練が待ち受けている節目の正月だと思うのです。

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