カレンダーの枚数が少なくなりましたが、迎春の準備に腰を上げる気分になれないのは、コロナの災いがスッキリしないせいか、迎春どころか、いっそ一年をやり直したい気持ちです。
外出を自粛した時期があって、そのツケを北風が吹く今になって、ほんの少し回復した状況で、おそらく学校では休校時の遅れを取り戻そうと必至になっているでしょうし、商売も早く休業を自粛する前の売り上げを元通りにすることを目指しているでしょう。
コロナ対策が優先か、経済対策が優先かで議論が沸き、そんな中でアメリカ大統領の選挙が行われ、この数日の間マスコミは、戦う選挙のネタに事欠かないようです。どちらもダブルで優先すべき課題でしょう。
三つの「密」を回避するために、正月休みを分散させるという話が出ていて、それならばカレンダーの隅に小さく書かれている旧暦での正月を取り入れてはどうでしょうか。
現在の暮らしから、夏を思えば月遅れのお盆休みや、旧暦でお盆を行う習慣も存在しているのですから、新暦と旧暦のどちらでも選んで休みを取れば分散は可能で、場合によっては正月をダブルで行えば、経済効果も大きく影響するでしょう。
新暦で除夜の鐘は12月31日ですが、旧暦なら11月17日、初詣に出かけるのは2月12日ということで、正月が来るまでには約3カ月あり、その頃にはコロナの状況も変化があるかもしれません。また、正月の準備もゆとりを持ってやれそうです。
正月が2つあれば、「もうちょっと収入を増やしたい!」「新しい仕事にチャレンジしたい」「空き時間を有効活用したい」「飽きないように2つの職場で仕事したい」など、ダブルワークを検討する人が出かもしれません。
職場が2つあることで一方のストレスが緩和され、知見を広めることができて良い刺激になるというメリットがあり、ダブルワークをする人が増えてきそうです。

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