今年は5年に1度行われる「国勢調査」の年です。10月1日現在での「日本に住む人や世帯」について調査し、生活環境の改善や防災計画など、生活に欠かせない さまざまな施策に役立てる調査が行われます。
そして今年は、岡崎市長と市議会議員が任期満了で、10月11日に同時選挙の告示、10月18日(日)に投票が予定されています。
今年の4月1日現在の岡崎市の人口は 387,106人(男 196,578 人、女 190,528 人)で、有権者数は310,700人、岡崎市の令和2年度一般会計予算1,270億円です。
岡崎市長と市議会議員の任期は4年ですから、4年間で5,080億円のお金の使い方を任せる人を選ぶということです。つまり、有権者1人当たり約163万円、市の人口1人当たりでは約130万円ということです。
もちろん、近年になって18歳の人が有権者として増えたことなど、そんな単純な話ではありませんが、1票の価値を判断するに、分かり易く金額換算してみました。
4年前の先回選挙の投票率は54.7%で、投票した人は166,684人でした。もし投票率が今年も同じだとすれば、投票した人は、1人当たり約300万円の使い道を任せる選挙となるのでは・・・・・。
今年の秋は国政のトップに交代があり、コロナという感染問題もあり、地方の財政に影響があるのか、ないのか。岡崎市の選挙は毎日の生活に直接関わる課題が多く、棄権は避けたいものです。

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