きょうから2月、暖冬と言われた今年もやっと冬らしくなってきました。最も重要とされる旧歴の正月、「春節」を迎えた中国、台湾、シンガポールなどでは、新型コロナウイルスの発生で、思わぬ祝日となりました。
新型コロナウイルス菌は人から人へと感染して、なす術もなく、被害の情報もまた止めどなく世界へ流れ、ウイルス菌は日本へもやって来ました。
テレビを通じて刻々と流れる感染情報は連日 続き、知識を持たない人を脅かし、不安をつのるばかりです。いっそ知ることがなければ、何って事はないのかもしれません。
近ごろ、テレビで知る情報や知識は、大いに暮らしに役立つ源で、1953年(昭和28年)2月1日にNHKが本放送を開始した、きょうは記念日だそうです。
当時のテレビは、経済成長とともに「農業の時代」、「工業の時代」を経て、21世紀に入り、新しい「情報・知識の時代の到来」として、大いに期待され役立って、今日に至っています。
インターネットやスマートフォンの登場で社会は大きく変わりました。しかし、まだまだ初期の段階にいるにすぎず、デジタルが隅々にまで普及することで、環境、都市、農業、資源、流通、土木、医療、教育などあらゆる分野で変革が促され、新しいアイディアや創意工夫などによって、さまざまなイノベーション(新しい活用方法)が生み出されていくと思います。
そして、組織や働き方の改革などが進めば、物のサービスの変化による事業領域が再編され、それに伴う困難な労働条件が示され、受け入れる覚悟が必要です。さらに、デジタル 化が全ての産業に浸透すれば、産業・経済・社会構造までもが大きく変わると思われます。

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