地震大国の日本は、震災が起き水道管が被害を受ければ、蛇口の水は断たれ、水のない不自由な生活を強いられます。それどころか、私たちの体は成人で約60%の水で成り立っていて「水は命の源」と言いますから、水の大切さを知っておく必要があります。
きょう、あすともに名古屋の天気予報が気温37度と報じられています。猛暑が続くとき一番に気をつけなくてはならないのが熱中症です。昨年私は草刈りの途中、気温が30度をこえ、さらに湿気が多い中で、指が自由に動かなくなり、危険を感じたことがありました。
作業を終えるタイミング、つまり「潮時」だと思い、帰宅してクーラーの部屋で横になって難を逃れました。熱中症の前兆だったように思います。
真夏の炎天下で作業すると体温が上がり、汗をかくことで体の水分を失い、熱中症になりやすい状態だったようです。気温がそれほど高くなくても、積極的に水分・塩分を補い、休憩をとるようにと反省しました。
水や空気、そして火の取り扱いを誤ると、重大な被害を及ぼします。これらを上手にコントロールすることで、私たちの生活は成り立っています。
安全な水を飲めるかどうかは、健康を保つ上で大きな影響を及ぼし、不衛生な水を飲めば、体力の弱い乳幼児や高齢者は病気になりやすく、命を落としかねないのです。
きょう8月1日は、1977年(昭和52年)に国土庁(現在の国土交通省)が制定した「水の日」です。きょうから一週間は、限りある水の大切さや水資源の開発について興味を持ち、理解を深める「水の週間」として啓発活動が行われます。

5