大相撲名古屋場所も中日を迎え、先場所優勝の朝の山、昨年名古屋場所優勝の関脇・御嶽海や、ケガで序の口まで転落して再起した新小結・竜電、手足の長い新小結・阿炎(あび)の活躍に注目しています。それにしても今場所の両横綱は強いです。
土俵に上がると場内アナウンスが、長野県出身の関脇・御嶽海を呼べば、思い出すのは御嶽山の噴火です。被災者への配慮から四股名を「御嶽(みたけ)とし、出羽の海部屋の「海(うみ)」を加えて呼ぶことにしたそうです。
御嶽山は、岐阜県と岐阜県にまたがる標高3067メートル、独立峰の活火山で、2014年9月の噴火で、死者58人行方不明者5人の犠牲者を出して今年で5年です。1昨年から、噴火警戒 レベル「1」となって、昨年は岐阜県側から約1300人が登山したといい、今月から噴火後 初めて10月16日まで山頂への登山ができるようになったそうです。
好天の時は、東海地方のほとんどの場所から大きな姿を見ることができます。尾張を流れる木曽川水系の源流部の山で、中京圏の水がめとしていることから、古くから山岳信仰の対象の山として信者を集めてきました。
毎年のように御嶽山の麓、標高1400メートルの開田高原西野にある御嶽明神温泉「やまゆり荘」へ行っていました。Na,Ca,Mg−炭酸水素塩・硫酸塩温泉で、茶色に染まったお湯で飲料もでき、癒やされてきました。
噴火して翌年の5月にも行きましたが客足は減り、食事処は休業し売店は閉めて、露天風呂やサウナもあったのですが閉じて、内風呂1カ所だけで、その後は残念ですが行ってません。
食事処は平成28年にリニューアル・オープンしたようです。冬季のほか露天風呂も入れるようで、年間平均気温が低い開田高原で栽培される「そば粉」を使った手作りそばが、御嶽山と伴に懐かしく思い出されます。
噴煙を上げる御嶽山 2015.5.2撮影

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