本格的な梅雨空で、うっとうしい日が続きます。沖縄では梅雨明けだというのに、東海地方は例年だと梅雨明けまで2週間以上はかかりそうで、日本列島の長さを感じます。
夏を迎えるにあたり、腕まくりをすると既に日焼けの跡が付いていて、昨年の酷暑を思い出します。昼中に土手の草刈りをするには猛暑対策の服装など、熱中症にならないよう準備をする必要があります。
昨日から、参議院 選挙の舌戦が始まり、各候補者の主張には、それぞれ一応の理屈はあります。有権者は3週間かけて吟味することとなり、ますます蒸し暑さが増してきそうです。
政策をよく聴いて吟味し投票に向かうべきでしょうが、参議院となると実際には「よく分らない」のが本音で、分ろうとテレビの党首 討論を聴いても、1票を集めんがための演技にしか見えず、ただただ、振り回されて、まとまりが付かないまま投票所へ向かいそうです。
日本は、世界に類を見ないスピードで高齢化が進んでいると報じられています。深刻な人口減少にどのように向き合い、地方の空洞化、過疎化に対して、議論がされないまま、放置されているようにも感じます。
重要なのは、社会保障制度について総合的な改革をするための政策を行い、将来の不安をなくさねば、一向に消費拡大につながらないと思うのです。その場限りの手直しを行う政治では、将来への展望は開けません。長期的な視点で対策を立てることでしょう。
「消費税率10%」「公的年金」「憲法」について、大きく分けて政党間の対立軸は鮮明になったものの、立候補者と結びつくかと言えば、やや不安です。それでも、この1票が政治を動かす力になると思えば、棄権はしたくありません。

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