毎年1月後半にオーストラリアのメルボルンで開催されるテニスのAustralian Open、女子シングルス決勝で大坂なおみ選手が優勝し、1月28日付けの世界ランキングで、日本人で初めてシングルス1位に輝くことが決まったと、昨夜の報道でした。
来年は、東京でオリンピックやパラリンピックが開催され、海外の国旗と共に“日の丸“が各所で見られることでしょう。そのデザインや国旗の由来など知っておくと良いと思います。
通称“日の丸”は正式に日章旗と呼び、赤(紅色)は博愛と活力、白は神聖と純潔を表わします。
日本の国旗は白地に赤の丸が中心に描かれています。そのデザインは誰でも知っていると思いますが、縦横の比率は2:3、日の丸の直径は縦の長さの5分の3、日の丸は旗の中心の位置となっていることをご存じだったでしょうか。(国旗国歌法)
白地に赤い丸のデザイン、1870年(明治3年)のきょう1月27日に、サイズが異なっていたようですが日本の商船規則によって定められたのが初めだったようです。
私が“日の丸”と“君が代”に出会ったのは、小学校へ入学したときでした。終戦直後ということもあってか、祝日に各家々の玄関には、サオの先に金色に輝く玉が付けられ、日の丸が掲げられていました。現在では役所の庁舎ぐらいでしょうか。
国旗が掲揚されるときは、自国・他国に関わらず国旗に対して敬意を表わしましょう。外国の中には、右手のひらを左胸に当てるなどの習慣などもあるようですが、日本では特にそのような定めはありませんが、起立脱帽して姿勢を正し、国旗に向かって敬意を表わすのが一般的です。
祝い日に用いられる反面、日本では国で半旗を掲げる定めは存在しませんが、諸外国の国家元首の死去に伴う国葬の日や、全国戦没者追悼式、阪神・淡路大震災、東日本大震災などの時には、半旗弔旗を掲揚するよう政府が各官庁、学校、企業等に協力を依頼したこともあるようです。
東京でのオリンピックやパラリンピックで、数多くの日の丸が掲げられるよう応援したいと思います。
日章旗の写真 インターネットから借用

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