1798年(寛政10年)にフランスのパリで始まった国際博覧会も、1851年(嘉永4年)イギリスのロンドン万博以後から各国で開かれ、日本では1970年(昭和45年)に大阪で万博が開催されたのが最初で、科学技術博(1985年・筑波)、花博(1990年・大阪)、地球博(2005年・愛知)と、4回行われました。
大阪万博の時は、ホテルが満室で予約できなくて、勤務していた建設会社の社員宿舎に泊まった記憶があります。あれから48年の歳月が流れ、懐かしい思い出となっています。
特に「太陽の塔」の大きさ、デザインと、トワ・エ・モアが舞台で札幌オリンピック・テーマ曲「虹と雪のバラード」や、NHKあなたのメロデイー「空よ」を歌っていたのが記憶に残っています。
その大阪も、2025年に開催予定の万博に立候補の予定で、今年の11月23日が加盟170カ国の投票で決まるようです。候補はエカテリンブルク(ロシア)とバクー(アゼルバイジャン)の3カ国、1970年のテーマは「人類の進歩と調和」でしたが、次は「いのち輝く未来社会のデザイン」とか・・・・。
2005年、地元愛知で開催された「愛・地球博」から13年半が過ぎました。当時の立候補はカルガリー(カナダ)だったと思います。185日間の開催で約2200万人以上が会場へ訪れて世界の人々とともに、自然と共存する環境型社会を学んだと思います。
国際化が進む日本も、2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。世界には190以上の国や地域があり、それぞれ違う言語が話され、違う文化や歴史が刻まれています。
日本を訪れる外国人の多くは英語を母国語とはしていないようです。確かに国際的な言語だと思う人が多いと思いますが、実は人口からして中国語、スペイン語の方が多いそうです。
国際化が進めば進むほど、日本の言葉や文化を知ってもらおうではありませんか。

4