愛知・三河の山間部も、お天気の良い日はグッと夜が冷え、冬が来たなと感じるこの頃です。落ち葉でたき火をした後、アルミに包んだサツマイモを火に入れ、時間を掛けてゆっくり焼けば、まるでクリを食べているような甘くて、おいしい焼きイモの季節がやって来ました。
11月も、きょうと30日の残すところ2日間、12月は初日から仕事先との忘年会で始まります。そして1カ月間、数多く宴会の予定が入っています。健康でいろいろな人とお付き合いができる「幸せな日々を送れる月間」とでもいいましょうか。
そこで、私の「酒の飲み方」の一部を紹介いたしましょう。まあ、最近では畳の席でお酒を酌み交わすことも少なくなりましたが、酒席でのマナーなどネットに掲載されていますから、一度読んでから出席したら良いと思います。
普通の人のアルコールの適量は日本酒に換算して1日二合までと言われています。最近は日本酒愛好家が減り、焼酎やビール党の人が増え、居酒屋などで飲む日本酒はマイペースで飲めるので好都合です。
温めた酒をじっくりやる、これが日本酒の味わい深さを知る極意です。ただ、居酒屋や小料理屋でよく聞くのは、「熱カン一本!」と注文する客がいます。夜は冷えるようになって来たので温めたいのでしょうが、これでは、せっかく酒蔵で働く人たちの努力が台無しになってしまいます。
冬は、日本酒の香りが高く味もよい40度から45度が一番よろしい!また、夏であれば常温で飲むか、いっそ冷酒を味わうのもよろしいかと・・・・。
お酒を飲んで帰れば病を心配し、ご機嫌が斜めな奥方もいることでしょうが、健康であるから飲酒ができます。重い病気をしていればアルコールは口にできません。
お酒に起因する病気は10%程度といわれ、適量の飲酒は胃液の分泌を促して食欲を刺激し、善玉コレステロールを増やして心筋梗塞や冠状動脈疾患を予防するといわれています。
酒は飲み過ぎに注意し適量の飲酒を守れば、大脳皮質を刺激してストレスを解消、心の緊張をほぐし、精神に活力を与えてくれます。まさに健康の証しではないでしょうか。
龍譚寺にて 2016.11.26撮影

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