朝夕は過ごしやすくなりましたが、昼中は少し動けば汗が噴き出してきます。秋雨前線の影響か湿度が高く、このところ曇りや雨の日が続きます。
日没時刻が日増しに早くなり、仕事を終えて定時の帰宅時刻はすっかり暗くなってきました。
夕暮れ時や夜間には,重大事故につながるおそれのある交通事故が多発し,歩行中・自転車乗用中の死亡事故が増加しています。
愛知県では9月21日(水)から9月30日(金)までの10 日間を「秋の全国交通安全運動」を実施し、子どもと高齢者を交通事故から守り、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故をなくし、シートベルトとチャイルドシートを正しく着用、飲酒運転を根絶する運動を展開しています。
秋の交通安全運動が始まった高度成長期、日本は事故大国でした。ピークの1970年(昭和45年)には死者1万6765人を記録し、事故防止のための自己啓発を強化したことや、道路整備などもあって昨年の死者は4117人に減りました。
それでも、子どもと高齢者の交通事故は相変わらず起きていて、事故防止に終わりはありません。
世界保健機関(WHO)によれば、毎年約125万人が交通事故で死亡し、その9割は発展途上国が占めていて、日本は自動車生産では上位を占め、国際的に交通事故防止のための啓発運動や、道路整備を積極的に進める責任があると思うのです。
秋は、スポーツや旅行などのために外出する機会も増え、人や車の動きが盛んで、被害者や加害者にならないよう交通ルールを守って、命を大切にしようではありませんか。
写真:インターネットから借用

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