伊勢志摩サミットが終わって10日が過ぎ、静かな伊勢市内が戻ったようです。サミットといえば、思い出されるのが沖縄サミットです。同期に建設会社へ入った仲間数人と退職記念にと沖縄を訪れたのがサミットが終わった翌年で、会場も見学してきました。
2000年(平成12年)当時、発行された日本銀行券二千円札は、最新の偽造防止技術が多数採用され、この紙幣は「1」と「5」以外の単位で、日本の硬貨や紙幣のうち現在通用する唯一のものです。
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ところが、「2」がつく紙幣は使い勝手が悪く、やがて敬遠され現在は製造が中止、印刷済みの8億枚の多くは流通することなく、日銀の金庫で眠っているそうです。唯一、沖縄では自販機でも使え、かなりの枚数が出回っているようです。
使い勝手の悪い通貨といえば、思い出されるのがアメリカの古いコイン。直径38.1ミリ、重さ20グラムの1ドル硬貨、持ち運びに不便なうえ、現在では自販機で使用できず、もっぱらアメリカのカジノで使用されているとか・・・・。1980年、旅の思い出にと銀行で両替してもらい、今も記念で手元に残してあります。
当時は、1ドルが225円ほどで、現在と比べればずいぶん円安・ドル高でした。したがって日本からの輸出も順調に伸びていた時代だったように思います。
中国の通貨単位は「人民元」ですが、紙幣には「圓」(円の旧字)と記されていて、「圓」も中国語ではYUAN(ユアン)と発音したりするなど、過去に円と人民元に関わりがあったのではと想像します。日本円もあちらでの漢字表記の際は「日元」だそうですから・・・・

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