数年前、雨の降る夜に信号機のある交差点の真ん中で、私が運転していた乗用車のエンジンがストップして、何度もスタータを動かしても動かず、ついにレッカー車を呼んで修理工場へ運びましたが、エンジンが焼きついたようで廃車となりました。
後日、自動車関係に勤めていた友人に聞けば、今の乗用車はオイル交換をマメにしておけば、20万キロ近くは動いてくれるはずだというのです。そう、私は「オイル(老いる)交換」を忘れていたのでした。
エンジンオイルは2年に1回の車検の時だけではなく、月日が経過するとオイルが劣化していき、エンジン性能に影響するので、1年に1回は“老いた”オイルを交換した方が良いようです。
自動車エンジンの心臓部に回るのはオイルですが、人の体に回っているのは血液で、「老いる交換」の様にはいきません。
そこで、血液循環を良くするために、“適度な運動を行い”“血液がサラサラになる食べ物を口にする”“お風呂に入り体温を上げて循環を良くする”など努力が必要です。
近頃、少子高齢化の影響もあってか献血が集まりにくいといいます。そうしたら、昨年7月6日イギリスの国民保健サービス(NHS)は、世界初の人工血液を人体へ輸血できるレベルまで進歩したといいます。
日本でも開発チームが結成され10年が経過したようで、開発が成功すれば新鮮な血液が必要なときに必要な量を工場で生産して供給できるようになると、一気に献血減少問題は解決されます。
輸血後、発症する感染症なども解決されるでしょうし、血液型への対応も可能になるのでは・・・・・。ヒョッとすると、高齢者へ輸血すれば老いる交換となり、見違えるほど若返って150歳も夢ではなくなるかも・・・・・(笑)
実現できれば驚くべきニュースとなるでしょう。

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