2016年の年明けから、はや七日正月を迎えました。暴飲暴食だった休み期間の心と体をいやすには、無病で息災を願う日本の風習を伝える温かい「七草がゆ」が良いようで、七草は荒れ地でも育つ強い生命力があり、あやかりたいものです。
食べ物が豊かになった日本の「おせち」は、年々派手になり、ずいぶん貴重な食品も並ぶようになりました。世界では食糧難に苦しむ国があるというのに・・・・。
食べ物が危機状況に見舞われている国民をよそに、多大な資金をつぎ込んで核実験をする北朝鮮は、新体制以降、有力者を次々に粛清する報道があり、国や指導者の権威を高めるねらいらしいのですが、最も話し相手をしてほしいアメリカは、知らん顔ではないでしょうか。
デパートのおもちゃ売り場でギャーギャー泣く子どもの姿を思い出してください。親の「買いません」という言葉への反撃として、要求を通すために周囲に大声でアピールしているのです。体験的に「こうすれば周囲を気にして親は困り、要求が通る。」ということを知っているのです。
北朝鮮にそんな考えはないにしても、脅しと同種の行為に違いありません。駄々をこねる赤ん坊の挑戦が来た、いや「来た朝鮮」ではないでしょうか。
赤ん坊ならば、育児書に従えばよいのですが、核という「おもちゃ」は危険すぎます。アメリカも一般人への銃規制と言う難題に当たっていて、ともに難しい課題です。
韓国政府与党内では自衛のために核を持つべきという声もあるようですが、軍事力と恐怖政治で治める国など長続きできるはずはありません、
核実験や、ミサイル発射など行えば、周辺国から無視され、制裁は増え、苦しむのは自国の一般国民ではないでしょうか。
日本は人道的な立場から、北朝鮮への冷静な対応が求められます。

4