春の雨が一気に野山を潤し、我が家から見える山々の新芽が美しく、木々が伸びやかに育つ季節を迎えました。
変わりやすい春の天気は、暑さを感じるほどになり、きょう昼中、名古屋の街をワイシャツ姿で歩く人を見かけるようになりました。
昨日朝、名鉄本線で人身事故があり、電車は相当時分遅れがあって、「通勤時間」いや「痛筋時間」が長くなり体に堪えました。高齢化のせいでしょうか・・・・・。
日本中で高齢化が進み、「大介護時代到来」という人もいます。介護する時期、あるいは介護される時期は、いつやってきて、いつ終わるかが分からないことです。幼い子どもの養育との違いがそこにあります。
状況によっては、夫婦の「老々介護」で共倒れも考えられます。また1人暮らしの「終末介護」などがあります。大家族で暮らしても誰かが介護することに違いはないのです。
中国では、将来自分の生活や介護をしてくれそうな子どもを誘拐することあるそうです。誘拐は犯罪ですが、子どもをお金で買うのなら法に触れないとか?
日本は、家族に代わって社会が支えようと制度がいくつもでき、マイナスばかりではありません。老いていく凝縮された時間の中で、日々の大切さを感じ、介護をする人たちとの新たな関係もでき、誰もが終末介護に直面し、そして受ける身となっていきます。
介護のある暮らしは、人はやがて死んでいくのと同じで、誰しも避けて通れない道です。それは老いへの深い理解とともに、家族だけでなく互いに支え合う気持ちと行動が大切なのです。
新緑の山 新城市内・2015.4.19撮影

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