先日、暫く出し入れしていない預金通帳を持って銀行へ行き、先客がいないのでカウンターへ直行したら、順番用の「カードを取って下さい」と云われ、店内にいる客は私一人なのにと思いながら、云われるままに機械からカードを取って長椅子腰掛けると、直ぐ番号を呼ばれたのです。何でこんなに手間暇かけるのかと思いつつ・・・・・・。
私の友人が、銀行へ行って息子の名前で振込をしようとしたら、彼と息子の関係を証明する書類を求められ憤慨していました。幸い息子の通帳、キャッシュカードを持っていたので提示し、事なきを得たようですが、面倒になったものです。
当世、振り込め詐欺等が横行し、法の定めによって銀行側でも規則通り行わざるを得ないようです。
また、金曜日の夜、名古屋駅前の飲食店へ仕事仲間と軽く食事に行くことになったのですが、入店すると「金曜日なので2時間制限でお願いします」と云われ、金曜日になればこんな店もあるのだと席に着きました。
8時過ぎ.店内は満席だったのです。やがて10時を過ぎると幾つか空席が出来てきました。それなのに「お客様、そろそろお時間ですので・・・」と言いに来るではないですか・・・・・。
飲食店側では「より多くのお客様に楽しんで頂きたい」のでしょうが、空席ができてきたのです、酒も料理も残っているのに、もう少し・・・・・・と思いながら、急いで呑み、食べて出てきました。
店員は勝手に判断してルールを変えてはいけないと思ったのでしょう。臨機応変の対応をして欲しかったのに、あまりにも杓子定規で・・・・・・。
そもそも、何の目的のルールかを店員に伝えきれていないのでは・・・・、ルールを変更しなければならない時のやり方も伝えきれていないのでしょう。
一つの標準や規則に当てはめて処置しようとする融通のきかない態度に出くわされたことは過去に幾つか経験があります。その形は色々ですが、客のための行為だとは思いにくい場合もあります。
世の中、面倒になったものです。
写真:台北市内にて 2014.11.11撮影

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