コンビニ弁当、食パン、惣菜など、傷みやすい食品には「安心して食べられる期限(消費期限)」が、加工食品には賞味期限か消費期限のどちらかが表示してあります。
消火器、乾電池、医薬品、プリンターのインクなど、化学変化を起こしやすい商品にも「生産者が機能を保証できる期限(消費期限)」を表示しています。
保存方法にもよりますが発酵に関するもの、例えば、私が好む「日本酒(一升瓶)」など、真夏に飲み残した酒を、幾日も過ぎて飲むと美味しくありません。これらは「美味しく飲める期限(賞味期限)」です。
さて、Microsoftは2014年4月に、Windows XPの延長サポートを打ち切ることを正式に表明しています。パソコンのハードウェアに寿命があるように、OSにも寿命があるというのです。
具体的には、4月以降セキュリティ更新プログラムはリリースされず、Windows XPに関してのサポートを終了するというのです。最悪のケースでは情報流出に発展する恐れもあり、もし、それが個人情報に類するようなものなら、致命的なダメージとなることはいうまでもありません。
セキュリティリスクだけにとどまらず、PCの維持管理に時間やコストがかかる恐れも高まるというのです。PC1台あたり保守・運用にかかる年間コストも「Windows 7」の約5倍に達し、年を追うごとに上昇するというのです。
我が家のパソコンも3台のうち2台もXPなのです。此の期限切れ問題、買い替えれば済むのですが、頭の痛い問題です。過去に欠陥商品を買ってしまったような気分です。

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