きょう、元会社の上司、田中幸弘氏(84歳)が亡くなられ、鳴海・平安会館プレア浦里で行われた通夜へ行ってきました。
愛知県庁OBで、私が勤める会社に入られ、東京支店長、人事部長、常務取締役を歴任され、大変厳しく優しい人柄で、数多く酒席でご一緒して戴いた、思い出の多い人でした。
奥さんに先立たれ4年間、一人暮らしをしていたと聞いています。つい先日(11月8日)も忘年会でお会いしたばかりで、亡くなる連絡を受けたときは耳を疑ったほどでした。
人事部長の当時、私の管理職昇格試験で、「君は、この会社で何をどの様にしたいのか、そして何ができるのか?」と云うのが面接試験問題でした。今でも忘れません・・・・・。
云いたいことを素直に答えたつもりですが、まさか、後に人事部に引っ張られるなど考えてもいませんでしたから・・・・・。
人の生き方は、ほんの少しの関係で大きく変化することもあり、如何にチャンスが大切であるかを、故人から教わったのでした。
「俺は血圧が高く、お酒を飲んだ後、冷める時が面倒なのだ!」と、自らを心得ている人だと感心していました。現役時代は肉が大好きで、「かしわ(鶏)」は、納屋橋西交差点の「宮鍵」が美味いと連れて行って下さいました。
常務を退任されたとき、「君は一回り以上も若い、還暦を過ぎると色々あるぞ!」と、体調の事を話され、私も、その年齢を過ぎ、成る程と感じるようになりました。
徳川家康人生訓 「人の一生は 重荷を負うて、遠き道を行くがごとし 、急ぐべからず・・・・・」ですか・・・・・
ご冥福をお祈りしたいと思います。 ・・・合掌・・・

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