2013年が残り8日となりました。毎年のことですが、早くから年賀状を書こう、書こうと先送りしていました。昨日1日掛けて、やっと年賀状を書き上げ、きょうポストに投函しました。
パソコンでプリントアウトすれば多くの時間を必要としませんが、せめて宛名は自筆しようと書いてみました。
明治維新以降、郵便制度が確立し、郵便ハガキが発行されるようになって、年賀状が急速に広まったといいます。欧米ではクリスマスカードで新年の挨拶を済ましてしまうので、年賀状を出す文化は無いようです。
永い間、年賀状だけのお付き合いとなってしまった人の中から、喪中のハガキをもらう場合もあります。「喪中」は年賀状を控えると云う、当たり前の「しきたり」が行われ、故人の冥福を祈り、行動を慎み、近親者は晴れがましいことや派手な行動が控えられています。
古来日本では「死は穢れているもの」とされ、神様に接してはならないとしてきましたが、仏教では「死は穢れたことではない」としていることから、喪中との関連は薄いと云われています。
宛名を書いていると、その人との出会いや、苦楽を共にした仕事、旅行や一緒に酒を飲みに云ったこと、転居したことなど、昨日の様に思い出されます。やはり手書きで宛名を書いたことが良かったと自分で納得しています。
年末は、何となく慌しいのですが、こんな時こそ落ち着いて物事に接したいものです。きょうは、ハガキを出し終えて一区切り、1週間「断・捨・離(だんしゃり)」を実践して、新しい年を迎えようと部屋の模様替えを始めました。
「断・捨・離」は「もったいない・貴重だ」「まだ使える・もしかしたら使う」を考えないで実行することです。勇気の要る1週間となりそうです。

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