名古屋駅周辺のオフィス街、ビルの前で昼食用弁当を売っていますが、色々な種類があって値段と中身によってですが、ご飯以外に漬け物を含めて惣菜が4〜5種類ぐらい入って、1人前300円〜500円程度が多く、なかには280円と云うのもあります。
焼き魚、エビ、唐揚げなど、産地までは表示されていませんが本物です。これが、何々産魚、何々産エビや何々地鶏等と、こだわって作ればこの値段では出来ないと思います。
求める方も値段と出来栄えを見定めていて、そこまで求めてはいなく、消費期限・製造時刻、・製造者住所氏名、保存方法、添加物や食材名称等、定められた項目は表記しています。しかし、食材の産地まで表記が無くとも納得して買っていきます。そして良く売れるのです。
昼食弁当を求める人は、中身が工夫されていて大量に作られるから安いと思って買っています。決して安いから悪かろうなどではないと思います。
駅前レストランなどで食事をするとき、客に何々産食材とメニュー表記をすると、それ以外の産地物を使えば、客をだましたことになります。あるいは裏切れば「法に抵触する行為」と思うのが一般人の認識ではないでしょうか。
ところが、食品表示に関する法は、外食産業は対象外だそうです。つまり、こだわって食べに来る客に合わせて表示すれば、そうでない客へも合わせることが求められることになります。
つまり、産地を限定する表示は、お店の営業方針であり、守るか守らないかも営業方針とモラルの問題と云うことになります。
私たちが、食材にこだわり、値段に比べ高級な物を求めていないか反省し、外食するには見定めと値段の覚悟が必要ではないでしょうか。

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