定年後の人生に花咲かせよう！　　

　いよいよ７月は参院選挙で、ネット選挙が解禁になります。フェイスブックや短文投稿サイト・ツィターなど、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ)を使って特定候補者の応援や評判が流されるようになります。

米国の政治運動「ティーパーティー（保守派のポピュリスト運動で、ウエブサイトを利用し支持者、資金、活動員を集めた）」などの例もあり、日本ではどの様な威力を発揮するか注目されるところです。

　過去、企業や労組、宗教団体などを母体に票集めが展開され、地盤・看板・カバン（金）と言われてきましたが、現在浮動票と言われる、組織に属さない人が多いことから、ウエブサイト利用は大きな選挙の力になる可能性があり「政治を変える」手段と成り得ると思います。

　客を集める手段や、企業の情報を伝える手段としても有効な方法ですが、今朝の中日新聞によれば、世界に事業展開するトヨタ自動車のホームページ、toyota.co.jp と、toyota.jpの一部が不正アクセスを受け、改ざんされたと報じています。

　 選挙期間中にこのような事態が起きれば、どの様な対策を取れるのか、被害者をどの様に救済するか心配です。

　テレビ、ラジオ、新聞、ポスター、事務所設置、看板、街宣車、はがき、公報、演説会、ビラ、パンフ、腕章、旗などが、今まで認められてきましたが、新たにＳＮＳを使うことによって、不必要な方法も多く出てきましょう。

　候補者にとってＳＮＳは、マスコミから選挙期間中に自分の意志とは異なる報道がなされたとき、反論する対抗手段にもなり得ると思います。

　有権者に狙いを定め、資金を集め、投票を促すことも可能です。新しい選挙戦術は今後の地方選挙へも大きく影響を及ぼすことになると思います。

　昨年の市議会議員選挙の時、選管から渡される選挙道具を見たとき、票を集める道具が、何と古い方法を守り続ける感覚なのかと驚いたのです。参院選後、少しは変わるのでしょうか・・・・。

　梅雨前線も先週より北上し、北陸・東北地方も梅雨入りした模様です。空梅雨かと心配していましたが、やっと此の地方も雨が降りました。そして、台風４号が沖縄の南にあって北へ毎時１５キロの速度で進み、２２日には伊豆諸島近海に達する予報が出ています。

　石川県・七尾市ではきょう午後１時までの２４時間雨量が２１５ミリとなり、観測史上、最も多い雨量となったと報じられていて、梅雨前線と台風が重なると大雨を警戒しなければならず、今後の天気予報に注意したいと思います。

　仕事と自己紹介を兼ねた私のホームページを自前で立ち上げた経験から、今度も挑戦しようとしています。当時、この年齢ではパソコンに不慣れな人が多く、ホームページを自前で作る人は少なかった様に思います。私の場合は、還暦を過ぎて何事にも挑戦する気持ちでホームページを立ち上げ、生き甲斐に感じていたのかもしれません。

　現在は立ち上げに苦労しています。当時、ブログは一般的に流行していましたが、ツイッターやフェイスブック等は始まってなく、自分を理解して貰うためには何が何でもウエブサイトのページへアップしなければという意気込みでした。ホームページを持つ目的が変化したからでしょうか。

　目標は、プロではありませんので手作りの感覚が出したいと思います。茶碗など焼き物もそうですが、素人が作った凸凹の豊富な、暖かい感じが出せたらなあと思っています。出来上がればリンクさせますのでご覧ください。
　

　６月２０日は私の父の命日で、６月に「父の日」が来るのも何かの縁なのでしょう。還暦を迎えたばかりでこの世を去りました。また１９４５年６月１９日から２０日にかけて豊橋の大空襲の日でもありました。

　３時間余にわたる爆撃で、豊橋市花田町羽田上神社に近い我が家の和菓子店舗と自宅は焼け、命からがら逃げた日なのです。父親については昨年６月１７日の此のブログで詳しく書きましたので重複は避けますが、忘れられない特別な日です。

　私が父親になったのは２０代後半、少子化が進む現代と比べれば若かったのかもしれません。社会全体が男性の子育てに対する問題意識が低く単身赴任なども普通に行われ、子育ては殆ど女房任せの時代で、私も例外ではなかったのです。

　もちろん、現在でも単身赴任の方も居られることでしょうが、当時はそれを補う制度がなかったのです。ですから、４０歳を超えた我が子を思うたびに、子どもたち自身の努力や我慢もあったでしょう、思い返せば感謝、感謝でいっぱいです。

　私の父が亡くなる数年前、警察予備隊（自衛隊の前身）ができて間もなく、「お前も大人になったら徴兵制度が復活するかもしれないな・・・」と云った言葉を今でも覚えています。　例え制度が復活しても、いまは徴用される年齢をとっくに過ぎてしまいましたが・・・・・。

　６月の第３日曜日、父の日の発祥はアメリカワシントン州スポーケンの男性が南北戦争で出兵、母親が過労で亡くなり、男手一つで６人の子育てたことに感謝し、父を讃えて設けられた日のようです。

　ロシアでは、父親、夫、男性に感謝する「祖国防衛の日」がそれに当たるらしいのです。いずれにしても父と戦争が関係していることから、戦争を放棄している日本の場合は、「父の日」の存在が薄いのは喜ばしいことかもしれません。

　　　　　　　　　　　　半田市幸町からミツカン本社を望む　６月１８日撮影

　１５日土曜日夕方、中学時代同年会幹事が集まって、今年１０月２０日〜２１日に中学時代に修学旅行へ行った経路を再び訪ねる「仮称・想い出の鎌倉・東京の旅」を計画し、出席者を集うこととなりました。

　毎年同年会を開催して来ていますから、参加者の想定はつくのですが、意志確認の手紙を出そうと云うことになりました。

　６クラス３００人若卒業し、死亡・不明者が約１割強、この十年間に１回でも同年会に出席した人が１２０名でした。

　幹事の中にも「最近、物忘れが激しくなって・・・・」と云う人も出るほど年齢を重ねましたので心配ですが、何せ健康で元気に旅行したいものです。

　きょう読売新聞の記事に『東京都健康長寿医療センター研究所がまとめた結果によると、歩幅が狭い高齢者ほど認知症になりやすい』と云うのです。

　そして、年齢や一人暮らし、血液中の赤血球数の少なさ、低コレステロールなどが、認知機能の低下と関係していたそうです。中でも、特に関連が深かったのが、歩幅の狭さだったそうですから、意識しなければならないと思って読みました。

　普通の速さで歩く時に、歩幅が狭い群は、広い群に比べて、認知機能が低下するリスクが３・４倍高く、特に女性ではその差が５・８倍になったそうですから、意識しないわけにはいきません。

　歩くことは全身運動で、筋肉全体をバランスよく使うことで血液の循環が改善され、筋肉の疲労も取り除かれると云います。

　歩幅を広く歩くとは、「送り足で身体を前に出す歩き方」だそうで、これからは注意し、認知機能を低下させない為にも、腕を後ろに強く振って、やや速足で歩幅を広くとって歩きましょう・・・・・。

　　　　　　　　　　　　父の日に長男から送られてきた「大吟醸・人気一」の日本酒

　近頃、振り込め詐欺とか、本人に成りすまして悪いことをする人が増えたようで、物騒な世の中になったものです。

　先日も金融関係の会社に電話を入れたら、口座番号だけではなく、フルネーム、住所、生年月日を聞かれました。安全を確保するためとはいえ随分うるさくなったものだと思いました。

　銀行預金も引き出すときは、キャッシュカードを使いますが、４ケタの暗証番号を忘れそうになって困ります。１枚だけならまだしも複数枚持つと、どの番号だったのか戸惑う時もあります。たいていの人は共通した番号を持っているようですが、これとて危ないものです。

　国民番号制度が導入され、電子システムの情報セキュリティ確保においては、システム利用者の適切な本人確認は、本人がカードを持つか、暗証番号の入力が必須の要件になりそうです。

　私の場合は、パソコン画面に「ユーザー名」「パスワード」と云う文字が現れると、思わず身構えてしまいます。大文字、小文字を取り混ぜアルファベットと数字を組み合わせたパスワードや、暗証番号をさまざまなアカウントごとに思い出すのは、容易なことではありません。

　銀行やショッピングでセキュリティ強化を目的に、文字と数字を組み合わせたパスワードを要求するようになり、本人であることをもっと簡単に認証できないものかと不満でなりません。

　ある金融関係会社から、パスワード入力を間違え、繰り返したらネットから締め出されてしまいました。取引は確認文書を自宅へ郵送するから、それから取引すると云うのです。そしてパスワードの変更を行ってからだと云うのです。仕方なく云われるがまま従いましたが、その間のロスが大きく自分自身が本人だと云う「証明の重さ」を実感した次第です。

　顔写真とか指紋、音声、匂いなど本人である証明は幾らでもありそうな気がするのですが・・・・早く、「ユーザー名」「パスワード」に頼らない代替え認証制度が出来ないものかと思います。


　　　　　　　　　　　　　アメリカンデイコ　６月１４日蒲郡市役所横で撮影