日本人はとてもお風呂好きといわれています。私も湯船に浸かってゆっくりすると疲れが取れる思いがします。六月二十六日は語呂合わせで露天風呂の日(6・26)だとか、 温まることで血流がよくなり、新陳代謝も盛んになるため、身体中のこりや痛みが軽くなり、日本の文化に浸ります。
「おはようございます」は朝の挨拶ですが、「朝早くから、お仕事ご苦労様でございます」の略だそうで、働く人に対してねぎらいの言葉を交わし、お辞儀をするのが日本人の一般的な礼儀作法、日本文化の特徴です。タイではお辞儀の代わりに合掌を、ポリネシアでは鼻を使って挨拶をするようです。
文化は、人が生み出した芸術や学術の高い達成度を持つ習慣や振る舞いを云い、幅は広く、世界文化遺産になった富士山なども含まれます。平安時代より、富士山は「霊山」として山岳信仰の対象になっており、長く「不浄」と考えられ女性には登山が許されなかったのだそうです。
日本文化と云えば、相手に対して礼を尽くすのも日本文化であり、なかでも、武道においては相手を倒すべき敵ではなく、自分を研鑽する為の得難い相手とみなすことで、柔道、剣道、空手道、合気道など、道を究める文化でしょうか。
今朝の中日新聞、テレビ番組で理解できない外国語が多いからと、NHKに対して苦痛を生じたとして名古屋地裁に141万円の慰謝料を求める訴えをした71歳の男性がいたとか。「リスク」「ケア」「トラブル」「コンシェルジェ」・・・「アスリート」「コンプライアンス」など・・・・・。
NHKは、公共性が強く日本文化のあり方を社会に広く考えてほしいという趣旨からで、外国語の乱用は苦痛であるとのこと・・・・。
たしかに、最近ではカタカナ言葉が多く、和製英語?つまり外国では通じない言葉も相当数あると思います。わざわざカタカナにしなくてもと思うことが多いようです。特に会社名など・・・・・・。
新しいとかハイカラとか、何でもないのに使っているような気がします。記事が載っていた新聞の同じ紙面でも、「ウイッグ(かつら)」「カット」「スタッフ」「リボネット」「カウンセリング」「ネットワーク」などなど、嫌だ、いやだ、イヤダ・・・・・。これでは新聞も訴えられのでは?

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