「ケータイ電話の機種を換えました」と話すと、「とうとうスマートホンに?」と返ってきました。「いやいや、ガラケイですよ」と答えると「エエッ、何でェー」と、まあスマートホンが大流行なのです。
ガラケイの機能でも、電話はもちろんメール、インターネット、写真撮影、テレビを見ることもでき、ゲームで遊ぶこともできます。小型で充電すれば長持ちし、特別なアプリでもしなければ、決してスマートホンに比べ、劣らないと思うのです。
では何故? 実はキャンペーン期間中、基本料金の割引があるからなのです。私の場合は電話は電話で、インターネットはパソコンで、と言うように区分していて、朝から晩までスイッチが入りっぱなしのネット・スマホは、例え金額に上限があるにせよ、もったいないと感じたのです。
1980年代後半は携帯電話もありましたが、レンガやブロックのように大きくて重たいもので、携帯電話を所持している人は珍しく、電話機能だけでした、しかし、固定電話と比べ、利便性が高く、次々と改良され普及してきました
電車の中では、その頃のイメージが強く、携帯電話で話すことが、 ある種のステイタスとなり、他の客とのトラブルもあったようで、今では電車内で電話をかけないのが常識となりました。
やがて電車の中では、スマートホンを使ってインターネットを検索する人が増えたように、メールをしていない人は珍しくなるほど普及し、ガラケイを操作する私のような者の肩身が狭くなったことも事実です。
情報化時代が進むと、何故か自分だけ取り残されてしまうような錯覚に陥りやすいのですが、決してテレビを見なくとも、ネットを見なくても、新聞を読まなくても、そしてガラケイでも暮らしていけます。
ガラケイ:ガラパゴス携帯電話(日本独自に進化した携帯電話)

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