昨日からニュースは安倍内閣が発足した事でもちきりでした。「デフレからの脱却、震災復興、原発政策の再構築、外交立て直し」など、日本が直面する問題を解決しようという意欲がうかがえる人事だと思います。
安倍内閣が二度目と云う事もあって、「難を転じて福となす」かは、今後の動向を見極める必要がありますが、私たち有権者からは、期待と不安が入り混じっていることも事実です。中でも、経済がデフレからの脱却で好転するかどうかでしょう。
就職難の中から、就職内定の無いまま卒業する学生の人材の育成に繋がるかどうかは、今後の日本の景気いかんで、とても大切な点ではないかと思います。
私は、再就職活動する人たちへ、自分の長所や欠点など自己分析(自分を見つめ直すこと)を行うよう奨めます。人は誰でも長所を生かしきれば、欠点を克服することが可能です。しかし、どうしても乗り超えることが出来ず苦労する人もいます。
二度目のチャンスが与えられれば良いのですが、一発勝負が多いこの世の中、人生の岐路に立ってチャンスは何度も巡っては来ません。そんな時、昔から「難を転じる」という語呂合わせから、私の家では正月など、お目出度い、厄払いとして南天(なんてん)を飾ります。
南天(なんてん)という植物、中国名の南天竹(竹のように群生する様子)から名付けられた様ですが、名前を付けた人の語呂合わせがユニークです。
冬に成る赤い小球形の実が美しいので鑑賞用とされ、郡上おどり・徹夜おどりの会場として有名な郡上八幡新町通り、粉雪が降り積む古い町並みの軒先に付けられる南天玉、「難を転ずる」と言う意味で、厄除け・縁起物として用いられ、時間が経てば赤が黒に変わり、商売も赤字から黒字に変わると期待する、なんとユニークな南天玉です。
お正月が近くなりました。我が家も「難を転じて福となす」よう今年も南天を飾っておきます。
南天玉の写真:インターネットから借用

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