今年の7月27日(金)は「土用の丑の日」で、是非ウナギを食べたいと考えています。実は、私の満ウン才の誕生日なのです。日本近海では、うなぎが卵を産む前に捕獲され、かば焼きになり卵を産む親が減少していて、このところ大幅に値上がりして、ちょっと遠い存在になりつつあるのではないでしょうか。
水産庁や業界団体の間では、シラスウナギの漁獲量を制限するといった対策を検討する動きが出始めているようです。クジラの様に市場に出なくなり、食べることが出来なくならなければ良いがと思います。私たちもウナギを大量消費の食品としてではなく、貴重な食材として守っていくという意識を持つことが必要だと思います。
きょう、岡崎の自宅から遠くないスーパー店頭で「蒲焼」を見たら、なんと1匹1,650円で売っていました。特にことしは急激に値上がりしていて、卸売りの平均価格は、去年の同じ時期と比べて大幅に高騰し、過去最高水準の高値となっているようです。
こうした深刻な状況のなかで、ウナギと同じようにアナゴやイワシ、豚肉などを炭火で焼き、蒲焼きのタレを使ってパックで売っている商品がありました。苦肉の策とも思えますが、隠れたヒット商品になる予感が致します。
シラスウナギの減少の理由は先述しましたが、エルニーニョ現象などによる海流の変化も原因の一つだと云う説もあるようです。国産と云っても、その多くが国産と同じ海域で育ったシラスウナギのため、中国産うなぎや台湾産ウナギも同じように減っているらしいのです。
先週、どうしても昼食にウナ丼が食べたくなって、名鉄電車名古屋駅ホーム牛丼チェーン「吉野家」で「うな丼・二枚盛980円」を食べてきました。吉野家も仕入れ値の高騰で去年より100円値上げしたとのこと。
牛丼・うな丼は大好きですが、還暦が過ぎ去り、?才になったので脂分とサヨーナラしなければならないのですが・・・・・。
写真はインターネットから「吉野家のうな丼」を借用

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