5月21日金環日食、6月4日部分月食、6月6日金星の太陽面通過と、東海地方の各地で天体ショーが3つも見られました。太陽と金星、地球が一直線に並ぶチャンスで18世紀や19世紀、当時最大の謎とされていた太陽までの距離を測るため、欧米の観測隊が世界中に派遣され、明治政府ができて間もない日本の横浜、神戸、長崎へもやって来たそうです。
6日午後、名古屋中ハローワークへ仕事で出向く途中、日食メガネを掛けて空を見上げる中年男性がいて、「見えますか?」と尋ねると「見ますか?」とメガネを差し出されて太陽を見ると、見えましたクッキリと太陽の中を黒い点の金星が・・・・・。
写真はインターネットから借用
「遠くの天体を見たい」という気持ちは小さい頃からの望みでした。遠い星空は宇宙の神秘に魅せられ夢を掻き立てます。次は8月には金星食があるそうで、空を見上げて堪能したいものです。
遠くを見たいのは宇宙の星だけではなさそうで、国の出先機関を地方自治体に移す法案の国会提出が遅れているようで、移管後も関与を強め、遠くで見ようとする霞ヶ関の抵抗はすざましいものがあるようです。何故、国の出先機関を廃止するのか、よく考えて欲しいものです。地方分権や地域住民をなめて係っているのではないでしょうか。放置や遅らせるようなら、国会議員は選挙のときにシッペ返しに合い、霞が関にも影響することを覚悟すべきです。
ロンドンオリンピックは、残る50日を切りました。大阪、長居陸上競技場で五輪代表の選考会を兼ねた日本選手権大会が今日から開催されています。遠い先の話と思っていましたが、ロンドンは直ぐ其処に来てしまいました。
世界陸上で活躍した400メートルハードルと云えば、為末 大選手。2001年エドモンド大会、47秒89【銅メダル】2005年ヘルシンキ大会48秒10【銅メダル】と、2度の銅メダル獲得、五輪を通じても日本人初の短距離・ハードル種目メダリストで、トラック種目で2個のメダル獲得も日本人では初めてで、この長居競技場を最後に現役選手引退とか、素晴らしい選手でした。次世代のハードラーが育つことを期待したいものです。
私息子も一生懸命、陸上競技選手を育てようとしているようで、ついつい日本選手権テレビ放送から目を離せなくなってしまいました。何れ名前が出てくれば良いなと遠くから見守りたいと思います。

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