大学入試センター試験が全国709の試験会場で行われ、52万人が受験したと報道されています。試験方法の変更によって、3,300人に試験時間の繰り下げが出たようです。
試験も、昔と違って受験生が携帯機器を持っていて、外国であったように試験会場の外から回答を聞き出すような、いわゆるカンニング防止のために電源を切らせ、机の上に出す措置をしているようです。
日本では、試験で答えを盗み見るような行為をカンニングと名付け、不正行為として試験は無効になりますが、そもそも、それまでして大学入試センターの試験を受ける資格など無いと思いますが・・・・。
「カンニング」つまり、情報を知る行為で、最近、気になったニュースが流れました。経産省の元審議官が、一般人では見ることが出来ない職務上知り得た未公開株情報を利用して、株の売買で200万円を超す利益を得た疑いがあると云うものです。
経産省といえば、経営者以上に企業の重要情報が集まり、公開前に政策決定の情報を利用して株を買えば多額の金が稼げるに決まっています。政策推進役の職員がこうした不正取引を行っていると聞くと、全く残念で仕方ありません。
耳を疑うようなインサイダー取引ではないかと思います。しかし、そのような立場の職員は多数いるはずで、意識改革がまったく行われていないこと証明したと同然ではないでしょうか。他の人は大丈夫なのでしょうか。
妻や親族の名を語れば幾らでもやれそうな世界です。もし事実なら、経産省は信頼回復に向け、今こそ制裁の強化を行って、実効ある再発防止策を講じなければならないと思います。
いやァ・・こんなことを云うのは、チョコッと株を買って損した小規模個人投資家のヒガミかもしれませんがネ・・・・。

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