名古屋市の市議会選挙が迫って、前議員の人達は自分の縄張りの地盤固めに躍起のことでしょう。市議会に「NO」を突きつけた70万人もの民意は、はたして「減税日本」の無名新人候補に如何に追い風となるか注目されるところです。
議員定数に対する倍率は1.84倍だとか、市議会に「NO」を突きつけた有権者は、今までの議員に投票するかどうかですが、その前に、何故「NO」だったのか、考えてみる必要があるように思います。
市長は首相と違い閣議に諮る必要はなく、独断で議案を提出でき、議会はその議案や行政を問い、市民の目線で判断する役割を果たしてきたかどうかだと思います。市民税減税や議員報酬削減をはじめ、各方面で市民目線を失っていないか、問われたリコールであったように思います。
東京都の石原知事が、借金を抱えて減税など、やっていけるのかと発言しているように、冷静に考えてみる必要もあると思います。しかし、有権者が嫌ったのは個別の議員ではなく、特別扱いを受ける議会の仕組みや役割に不満を抱いたのではないでしょうか。
市長提案に只々賛成や反対するばかりでなく、自らのことを受け入れる度量も必要ではなかったかと思うのです。有権者からは、議員の既得権益を守るばかりと見えてしまったのです。
多くの組織は、人を替えねば方向を変えることは相当困難です。そのことからして、選挙は、変えるチャンスではあるのですが、同じ人でも全くダメだとは言いきれません。その気になれば議会改革はできるものと思います。つまり、ヤル気にさせるのが今回の選挙だと思います。
以上、投票権がない私の無責任な発言でした・・・・反省・・・・。

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