名古屋から特急「しらさぎ」で約3時間、金沢からJR七尾線サンダーバード13号で和倉温泉駅に16時5分着、石川県「和倉温泉」を旅してきました。七尾湾を一望でき、横たわる能登島や温泉街を眺望できる宿に泊り、鳥の鳴き声を聞きながら露天風呂で自然に触れ、癒される和倉温泉の旅でした。
観光バスで2度ほど和倉温泉には来ているのですが、電車で旅したのは初めてです。名古屋を出発、米原、長浜、敦賀、福井、加賀の駅を通り金沢で乗り換え、七尾を経て目的地和倉温泉駅に到着、宿から迎えの車に・・・・・。
和倉温泉は1200年前、薬師嶽の西、円山の湯の谷に湧き出し、その後、地殻の変動により湧き口が移動し、時代を経た永承年間、和倉に暮らしていた漁師夫婦が、白鷺が身を癒しているのを見て、“湯の湧き出る浦”涌浦(わくら)が発見されそうです。延宝2年(1674年)、涌浦は書き方を間違えやすい事から、加賀藩の命により今日の“和倉”と名を改めたそうです。
和倉温泉の帰りは、定期バスに乗り金沢へ、真夏の兼六園は初めてで、外国人観光客が多く欧米人らしき団体と、中国人観光客が印象的でした。兼六園は金沢城の外郭として、城に属した美しい庭で、中でも噴水(日本最古)は当時の(1861年)素晴らしい土木技術を示すものだと思います。

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