30度を越す夏日がやってきました。ビールが美味い季節で、退社時刻が迫ると落ち着かない諸氏もいることでしょう。「5時から男」でも、まさか仕事を放り出して飲みに行くことはないと思います・・・・。
昨日閉幕した通常国会では、政府提出法案の成立は六十四件中三十五件にとどまり、強行採決をした割には成立率54・7%と、通常国会としては現行憲法下で最低だったとか、・・・・。多少強引と思える国会運営も、やむを得ない場合があるかもしれませんが、選挙があるからと言って、国民のための政策を放り出したのは本末転倒で、「5時から男」のなせる技か?・・・・。
選挙も大切ですが、参院選を控えて政権交代による「新たな政治」への期待は薄れ、これでは政権のイメージダウンを与えるばかりではないでしょうか。
一方、自民党も、鳩山政権の支持率低下時に不信任案を出せば否決で、支持率と関係なく信任がなされ、鳩山首相も退任できずに選挙に持ち込めたのに・・・・、支持率の上がった今頃出せば、「何をしているのか」と思いました。野党第一党としての存在感を示せなかったばかりか、民主党の応援政党かと思われても仕方ありません。
回復した支持率が高いうちに参院選を戦った方が得だということは理解できますが、あまりにも露骨な党利党略の戦術で、国会審議軽視と言われてもしかたないではありませんか。国民を甘くみないで欲しいものです。
確かに、私も5時から男で、無責任な批判と思うかもしれませんが、投票するのは私たちで、法案を通せない政党には投票したくありません。だから、政権政党でなければ意味をなさないでしょうし、選挙のためだけに働くという議員が増えても困りますが、審議も放り出す「5時から男の集団」ではもっと困ります。
5時から男としては、いったい参院選をどうしよう。

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