W杯サッカー24日(日本時間25日)、決勝トーナメント進出を懸けて日本とデンマーク戦が行われる予定です。速攻の右サイドを突破し、決勝ゴールを狙うデンマークのロメダール選手を長友選手が、初戦のカメルーン戦でエトー選手、第二戦のオランダ戦でカイト選手を抑えた様に、キーマン封じが見どころでしょう。「ロケット」の異名を持つほどのスピードを誇るロメダール選手ですから・・・・。
私は色々なスポーツを経験したつもりでしたが、サッカーは高校時代に授業で行った程度です。学生時代にサッカー選手だった人と仕事をしたことがあり、会話の中から激しく球を取り合う格闘技だということを承知はしていました。
ラグビーやバスケットボール、ハンドボールなど同じコート内で入り乱れるのですから激しくなるに違いありません。しかも、球を確保するのに手が使えないですから精神的にストレスを相当与えることと、長時分走り続ける競技なので体力、持久力が必要です。
他のスポーツと比較して選手の個性が強いのも、足で球を保持するという制約の中で、如何に自分と球をコントロールし、チームの役割を果たしてゴールするかにあります。チームプレイですから、強豪フランスのように内紛を引きずってチームの一体感を失えば、悲しい結果が襲ってきます。
試合前からチームはバラバラで、空中分解していたといいます。0―2で敗れたメキシコ戦のハーフタイムに監督を侮辱する発言をしたとして、FWアネルカ選手を代表から追放し、さらに次は代表全選手が練習をサボタージュする事態になって、コーチと口論した主将まで南アフリカ戦のメンバーから外したといいます。
国を代表する選手は優秀と言われる集まりで、個性の強い選手ばかり、関係するスタッフを含め、どれだけ集団として機能させるかが、監督、コーチの腕の見せ所だと思うのです。だからサッカーは面白いと思うのです。
企業においても、優秀と言われる社員を採用しても、如何に集団として機能させ、シュートがゴールへ到達できるか、管理者の腕次第で、共通するところがあるように思います。
社員を見極め、組み合わせを旨く行いチームとして機能させれば、結果は予想以上に得るものと信じています。つまり「企業は人なり」・・・・・・です。
自宅の庭に咲いている珍らしい八重咲きのドクダミ(ヤエドクダミ)

1