急いで初めから作り直さないと「死んだ年金」の制度、放置すればするほど、今の若い人が将来支給されるべき
年金では暮らしていけない金額となり、根本的な制度改革が必要なのに、何故手を付けないのでしょう。
二階建ての一階部分は既に崩壊していて、かろうじて二階部分が残り、まるで台風か震災に合っても助けも来なければ、災害復旧もしないまま日々の生活をしているようなものです。
まず、100年安心の設計に無理があります。保険という名前を付けていても制度に安心感が無いのです。
安心感が無ければ老後は別に預金しなければならず、お金は消費に廻らないから景気は良くならず、ますます
悪循環を繰り返すばかりです。
かつて中高年と言われる家庭には専業主婦が多く、また中流意識や所得もそれなりの時代がありました。しかし、その人たちは既に定年を迎え、替わった非正規労働者は労働者全体の3割を越え、彼らに対する保護網は目が粗く、景気の低迷で漏れ出してしまったのです。
若い人は子供の
教育にお金がかかり
住宅も必要です。さらに預金をしなければ
老後が安心ではないし、一番お金が必要とする年代に非正規労働者が増えたのです。したがって、夫婦伴働き、この家庭が標準世帯と変化してきているのです。
働き方を正規労働の処遇に替えるか、年金制度等を変えるか、早急に実行する必要があると思うのです。
一方、国民健康保険も滞納世帯が増え、国民皆保険などという言葉からかけ離れ、セーフティーネットではなくなりつつあるのです。
次回総選挙でこの問題を各政党はどのような政策を立て、制度をどのようにし、具体的に原資をどこから捻出するのか、一番重要な課題とすべきで、政策に注目しなければならないと思っています。
総選挙は「死んだ
年金制度を生き帰させる選挙」にしようではありませんか。
「死んだ看板」 誰も守らないエスカレータの看板(名古屋地下鉄・事故のあった久屋大通駅) 歩いたり、走ったりするのが常識?

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